3つの分野で分かる!人事部の仕事のいろは


 
人事部の業務は大きく「戦略」「企画」「運用・管理」「オペレーション」に大別されます。特に戦略部分は、経営理念・ビジョン、事業戦略に基づいて人事施策全体の方向性を決める、重要な役割になります。
 

分野
人事・採用 給与・厚生 育成・評価

戦略Strategy 理念浸透・人事制度ポリシー構築・人事制度企画
採用・配置戦略、人材育成戦略
給与・福利厚生戦略
企画Planning 定員計画・要員計画・人員計画・採用・代謝計画・人件費等計画・精査
人材配置案起案
人事システム企画・導入人事関連規程起案
給与制度・退職金制度整備
福利厚生企画
格付制度・キャリアパス設計・評価制度設計
教育体系設計
教育プログラム企画
運用・管理Management 採用活動(新卒・中途)人事異動調整
人件費/要員管理
各種労務案件・リスク対応
規定整備・改訂人事システム運用
給与制度・退職金制度運用
福利厚生運用
格付・評価制度運用評価調整・確定
昇降格運用
教育プログラム実行
オペレーションOperation 選考オペレーション発令業務
各種申請処理
契約更新
給与計算・支給実務社会保険手続
福利厚生実務
入退社手続・異動対応手続
格付・評価制度運用資料作成評価集計
研修オペレーション

 

引用:「人事担当者が知っておきたい、10の基礎知識。8つの心構え。」P.48 図表2-6

 

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必要な人材を探し出し、採用し、配置する「人事・採用」の仕事

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人事と聞いて、まず真っ先にイメージするのがこの「採用」分野ではないでしょうか。
しかし、採用と一口に言っても面接だけすればいいというものではありません。 そもそも会社にどういう人材が必要であるか考え、社内で育成するのかどうか、社内で育成できない場合は、 社外から採用してくる方法・ルート(新卒or中途)の検討と企画を行う必要があります。

一方、ここでいう「人事」とは、狭義の意味であり、配置・任命のことを指します。 人をどこに配置し、どのような責任の仕事をしてもらうのかを司ることが業務です。 「人事・採用」の分野は、会社組織が機能するかどうかに大きな影響を与える、ひとつひとつの決定事項がとても重要な仕事です。
 
 

人事の分野の根幹を担う「給与・厚生」の仕事

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人事関連規定、給与・退職金制度の整備など、主に金銭面での処遇や福利厚生を制度化し、実際に運用する業務です。
法令を遵守する制度運用を行うとともに、ミスが許されない業務であり、特に給与計算に間違いがあれば社員からの信頼を失いかねません。

 

人事育成の仕組みを作り、運用し社員の価値を高める「育成・評価」の仕事

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社員のキャリアパス、評価制度の構築・設計をし、運用したり、 社員の価値を高めるための教育プログラムの実施などが業務です。 この「育成」と「評価」はコインの裏表と同じく、切っても切り離せない関係です。 評価制度は社員の育成につながるように設計、運用をする必要があり、育成プログラムは実際に社員の評価を高めていくものにしていく必要があります。

 

最後に

「人事・採用」「給与・厚生」「育成・評価」と大別された人事の仕事、いかがでしたか?
 
人事の仕事は「ヒト」に関わる全ての業務を行うこと。
それはつまり「ヒト」に対して、あらゆる重い責任を担うということになるのです。