未来志向の人材育成法 ~会社の理念を体現する人材に~

 
経営者、経営幹部の皆様にとって、人材育成はいつの時代も頭の痛い課題のひとつです。
「うちの社員はモチベーションが低い」「ネガティブな社員を変えたい」
そんなお悩みを抱えていらっしゃる社長様も少なくありません。それでは、仕事で結果を残す社員にはどのような特徴があり、またどうすればそのような人材育成ができるのでしょうか。

 
 

会社に貢献する未来志向の人材

未来志向とは「未来に目標・目的を定め、行動すること」であり、ここでいう未来志向の人材とは「現状を受け入れた上で、自分のなりたい姿に向けて行動できる人材」を指します。過去は変えることはできませんが、未来は現在の自分の行動によって変えることができます。未来志向の人材は、会社で与えられた仕事を「タスク」ではなく「機会」として捉え、能動的に取り組みます。未来志向の人材は難しい仕事をバネとして、成長を続けることができるため、会社でもよい結果を残します。つまり、未来志向とは会社に貢献する人材の共通点なのです。では、会社はそのような未来志向の人材をどのように育成していけばよいのでしょうか。

 
 

未来志向の人材育成法①共感を呼ぶ経営理念を作る

未来志向の人材を育てるために会社は、ミッション(大義名分)、ビジョン(ありたい未来像)、バリュー(会社としての価値観)を明確に設定することが大切です。また、このミッション・ビジョン・バリューを設定する際も、それらが未来志向の視点にたつことが重要です。また、その内容が、人からの支持や共感を呼ぶ内容であるかという点にも十分に注意します。なぜならば、人間は「自分だけが得をして楽をしたい」と考える悪魔の心と「がんばって人に貢献し、感謝されたい」と考える天使の心の両方を持っているからです。会社は天使の心を育みあえる場でなければなりません。そのためには社員の行動指針となる経営理念も、人からの共感を呼び、天使の心を引き出すようなものを作りましょう。

 
 

未来志向の人材育成法②経営幹部がまず経営理念を実践する

人材育成で最も大切なことは、会社の経営理念を経営幹部が率先して実践していくことです。どんなに天使の心を引き出すような経営理念を作ったとしても、それを実践できなければ、絵に描いた餅です。特に経営幹部が経営理念を守っているかどうか、社員はよく見ています。
 
例えば、弊社のバリュー(価値観)は「良心」「お役立ち」「成長」です。私はこのバリューに基づいて、経営判断をしています。しかし、私がこのバリューに反する行動をしていれば社員はどう思うでしょう。例えば、お客様にご迷惑をおかけしたときに、事前にペナルティを払うと言っていたにも関わらず、実際には払わなければどうなるでしょう。社員のひとりが病気になったとき、戦力にならないから、こいつは働けないからといって、首をすぐ切るとどうなるでしょう。
 
一時的に会社は得をするかもしれませんが、一度失った信頼を取り戻すことは容易なことではありません。経営理念に反した行動をしたとき、人の心は離れ、今まで積み上げてきた信頼は簡単に崩れてしまうのです。
 
たとえ、一時的に損をしたとしても、自分たちの経営理念に沿った行動をすること。お客様にご迷惑をおかけしたのであれば、ペナルティを払い誠心誠意お詫びをすること。社員が病気になれば、仲間として励まし合い、仕事のフォローをして全面的に支援すること。
 
目先の損得にとらわれず、業績がいいときも悪いときも、企業理念にそった経営判断をトップがすることで、社員は経営陣を信頼するようになるのです。また、どうしてその経営判断を取ったのかを、経営理念にもとづいて社員に説明し続けることで、社内に経営理念が浸透しはじめます。そのために、経営者はもちろん、経営幹部が経営理念を体現することが最も重要です。
 
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