中小企業の人事評価制度の問題点と解決策

中小企業の人事評価制度の問題点と解決策
「どうやって一人ひとりの社員を評価すればいいのかわからない」
こんなお悩みを抱えていらっしゃる中小企業の社長さんは少なくありません。

弊社では主に10人~99人規模の中小企業に、人事評価制度の構築や運用をしています。
その経験を基に今回は中小企業での人事評価制度の問題点と、その解決策についてお話できればと思います。
 
 

中小企業が抱える人事評価制度の3つの問題点

 
中小企業が抱えている人事評価制度の問題点は大きく3つあります。
 
人事評価制度がない。
人事評価がばらばらの価値観で運用されている。
人事評価制度を運用する時間がない。
 

人事評価がない

1つ目の問題点は、中小企業の多くに人事評価制度がないことです。
日本で登録されている会社のうち、100人未満の会社が97%を占めます(個人事業主を除く)。社員数が10人未満の会社であれば、人事評価制度がなくても問題ありません。社長の目がしっかり届きますし、社長の価値観に基づいて、ひとりひとり評価されているからです。しかし、20人以上の会社になると、社長ひとりでは社員全員まで目を行き届かせることができません。そうなると、どうしても人事評価制度が必要になってきます。
 

人事評価がばらばらの価値観で運用されている

2つ目の問題点は、人事評価がばらばらの価値観で運用されていることです。人事評価制度が曖昧だと、社長が中間管理職から「あいつは頑張っている」とか「最近、少しさぼり気味です」という話を聞いて、社員を評価することになります。しかし、その間に中間管理職が入ると、その中間管理職の価値観が評価に反映されるため、同じ評価軸での人事評価ができなくなります。
 

人事評価制度を運用する時間がない

3つ目の問題点は人事評価制度を運用する時間がないことです。中小企業の人事を担っている担当者は、他の業務と兼任という場合が多いです。また、総じて中小企業の管理部の方はとても多忙です。経理もやって総務もやって給与計算もやってとなると、どうしても人事評価制度の運用にまで手がまわらなくなります。どんなに立派な人事評価制度があっても運用されていなければ絵に描いた餅になってしまいます。

 
 

人事評価制度の問題点を解決する3つの方法

 
上記の人事評価制度を解決するには、大きく3つの方法があります。
 
人事評価制度の担当者を雇う
コンサルティング会社に依頼する
3つ目は人事評価システムを導入する
 
それぞれのメリットとデメリットを下記の表にまとめました。
 

メリット デメリット
人事専門の担当者を雇う ・人事評価制度のノウハウを社内で蓄積できる。 ・優秀な人材の雇用コストがかかる(年収600万円以上)
コンサルティング会社に依頼する ・オーダーメイドの人事評価システムが構築できる。 ・数百万円単位の構築コストがかかる。

運用面のサポートはない。
・構築までに時間がかかる。
人事評価システムツールを導入する ・比較的安価な値段で導入・運用できる。
・構築までの時間が短い。 ・システムによっては、運用面のサポートまで行っていないものがある。

 

まず、人事専門の担当者を雇う場合です。
メリットは何と言っても、人事評価制度の構築・運用のノウハウを社内に蓄積できることでしょう。しかし、人事評価制度の構築ができる人物ともなれば、その高い能力相応の年収を払わなければなりません。目安で言えば年収600万円以上です。人事評価制度の構築は大企業であっても数年に1度の珍しい業務です。それほどの年収を払い、新しい人材を雇うのであれば、人事ではなく、営業や開発など直接会社の利益に繋がる部門に投資した方が良いでしょう。
 
次は、コンサルティング会社に人事評価制度の構築をお願いする場合です。
コンサルティング会社に依頼する一番のメリットは、その会社の事情にあったオーダーメイド型の人事評価制度が構築できることです。しかし、他のオーダーメイドと同じように、オーダーメイド型の人事評価システムを作ろうと思えば、お金も時間もかかります。人事評価制度をつくっている間にも、業界状況・景気動向は刻々と変化し、会社の方向性も求められる能力も変化します。人事評価制度を構築する前と構築後では会社の置かれている状況も当然変化するでしょう。数百万円を投資した人事評価制度であっても、「今」の会社のニーズに合致した人事制度であるのか、何年後まで運用できるかについてはわかりません。また、基本的に人事評価制度の構築をコンサルティング会社に依頼した場合、運用面のサポートはないか、別途費用が必要になります。
 
最後は、人事評価システムツールを導入することです。
人事評価システムツールの利点は、上記2つに比べて、比較的安価な値段で導入できることです。注意点といえば、システムツールによって、人事評価制度の構築のみをサービスとして提供している場合が大半だということです。作りっぱなしでは意味がありません。しっかりと運用サポートまで対応するシステムツールを選ぶことが大切です。
弊社の人事評価制度ツール、MINAGINEであれば、構築から運用まで一貫してサポートしています。決まった雛形もありますので、2~3日程度で、人事評価制度を構築できます。
 

人事評価制度の構築・運用ならみんなの人事部MINAGINEまでご相談ください。

 
 
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