能力が低い社員の教育方法より大切な会社が取り組むべきこと

能力が低い社員の教育方法より大切な会社が取り組むべきこと

 
地頭が良く、業務遂行能力も抜群、考え方も素晴らしい。耳が痛い話になるかもしれませんが、このような世間一般で優秀と呼ばれる人材はなかなか中小企業には入ってきません。なぜなら、彼らはもっと高い給料の会社や、もっと待遇の良い会社を選ぶはずだからです。優秀な人材を求めて、求人コストをかけ続けるよりも、今いる社員を活躍できるように育て、定着率をあげるほうがよっぽど現実的です。
 
そこで今回は、中小企業の経営者向けに、社員の能力を高める方法や、経営者として考えなければいけないこと、についてお伝えさせていただきます。
 
 

中小企業で働く人たちの課題

 
仕事において活躍するためには、ナレッジ(知識)・スキル(技術)・考え方の3つの軸が大切です。知識や技術を「能力系」、考え方は「マインド系」と分けた場合、私が思うに中小企業の課題は、「能力系が弱い」ことです。中小企業の多くが、OJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)のみで仕事を習得させる傾向があります。OJTが悪いという話ではありませんが、OJTのみでは、知識や技術に関して個人に任せきりになってしまいます。
 
会社として、社員が知識や技術を身につけれるように、体系的に取り組む必要があります。例えば座学研修や、社内でテストを実施するなどです。社外での研修などに「参加しやすい仕組み」を組織として作ってあげることも大切です。知識というのはしっかり教えていけば、誰でも習得できますし、技術に関してもやればやるだけ身につきます。
 
個人の能力を育てていくことは会社、社員どちらにとっても有益なことです。しかし、中小企業が発展していく為には、「社員の教育方法を確立し、個人の能力をアップさせる」以外にも大切なことがあります。
 
 

全社員が活躍できる事業モデル(サービス)を考えることが大切

 
そもそも個人の能力に依存するようなサービス内容になっていませんか?
難易度は高いですが全社員が活躍できる事業モデル(サービス)を考えることも経営者や上層部の大事な役割です。
 
収益が伸び悩む理由に「社員の能力が低いから?」と考えてしまう経営者がたまにいます。あげくの果てに「意識が足りない」とマインドのせいにする。弊社でもマインド教育は毎週実施していますが、マインド教育は本人が幸せな人生を歩むためのものだと考えています。決して会社のパフォーマンスを上げるためのものではありません。
 
しっかりと社員教育していけば、全社員が活躍できるサービス(事業モデル)を作りこんでいく。とても難しいことではありますが、このようなことを考えるほうが、良い人材を求めて、求人コストをかけ続けるよりも、よっぽど実用的です。
 
 

「能力が低い社員の教育方法より大切な会社が取り組むべきこと」まとめ

 
仕事をしていく上での、知識・技術といった能力の向上を個人に任せるのではなく、「勉強会を実施する」「社内でテストを作成し、テストに合格できるまで取り組んでもらう」など体系的に取り組むことが今の中小企業でできていなくて大切なことだと思います。そのような社員教育と平行して、個人の能力に依存しないサービスを作り上げていくことも忘れないでください。
 
 
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