人事評価制度とは~人事評価制度の仕組みと時代的背景~

 

人事評価制度とは

人事評価制度とは、従業員の一定期間の働きに対して評価を行い、給与や賞与に反映させる人事制度のことを指します。近年では一般企業だけでなく、国家公務員にも導入されました。

 
 

人事制度の時代的背景~年功序列から人事評価制度へ~

人事制度は、時代の流れによって変わってきました。その流れは大きく2つに分類できます。
 
① 年功序列+職能給/戦後~1995年まで
② 人事評価制度/1995年~現在まで

 
 

① 年功序列+職能給

まず、①年功序列+職能給について、説明します。日本は、戦後からバブル崩壊頃まで、年功序列と職能給型の評価制度が一般的でした。

年功序列型とは同じ人間が長く働けば働くほど、能力が高まって行くという考え方の下、年齢によって基本給を設定する人事制度でした。年功序列型では同じ年齢・同じ勤務年数の社員では、基本的に基本給は一律でした。また、課長や部長などの役職者には課長手当てなどの、職務給がつきました。

つまり、日本で一般的な人事制度は、年功序列型の基本給と職務給の2重構造だったのです。この人事制度は、日本経済が右肩上がりで、市場のパイが拡大し続けていたからこそできた制度でした。しかし、バブルがはじけたことで、状況は一変しました。消費が落ち込み、多くの企業がリストラを迫られる中、年功序列型の人事制度を維持できなくなったのです。
 
 
 

② 人事評価制度

そこで、新たにでてきたものが、②人事評価制度です。デフレの中で、給与を右肩上がりにあげていくことが不可能になり、人事制度には欧米型の評価主義・成果主義が導入されて行きました。1995年から導入されて2000年頃に一般に普及して行きました。
 
 

人事評価制度の2つの種類

 
個人の能力を測る人事評価制度ですが、その力の図り方は様々な方法があります。今回は一般的な2種類の方法をご紹介いたします。
 
① 等級制度
② MBO(目標管理制度)

 

① 等級制度

まず、1つ目は等級制度です。年功序列型は年齢でその序列が変わっていましたが、等級制度では、個人の能力によって等級を決定します。等級制度のポイントは、評価項目の決め方です。職務に必要な能力を洗い出して、それの等級ごとにレベル分けを行い、評価項目の中身を決めていきます。
 

② MBO(目標管理制度)

2つ目がMBO(目標管理制度)です。上司との面談に通して、1年間の成果や目標を設定します。その設定具合に応じて、評価項目を決めていく制度です。
 
人事制度は時代や会社の状況とともに変化します。ぜひいろいろな人事制度の中から、御社にぴったりな人事制度を構築してくださいね。
 

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