絶対に失敗しない!勤怠管理システムのポイントとおすすめ22種を比較

「今後もテレワークを継続するために、勤怠管理システムを導入したい」
「しかし、どの勤怠管理システムが自社に合うかわからない」

このような悩みを抱えている人事担当者・企業の管理職の方は多いと思います。

勤怠管理は、従業員が健康的に働く環境を管理したり、正しい給与計算を適切に行ったりするためのとても重要な業務です。
従業員が安心して働く環境を作っていくこと、また人事担当者の業務効率化を図るためにも、勤怠管理システムの選定はしっかり行う必要があります。

しかし「勤怠システム」と検索をしてみると、膨大な量の選択肢が出てきてしまい、結局何を基準に選べば良いかわかりにくいという問題があります。

そこで本記事では、多くの勤怠管理システムの中から自社に合ったサービスを選ぶ3つのポイントを解説します。ポイントを把握して、勤怠管理システムの選定基準を構築しましょう。

この記事をお読みの方の中で、

勤怠管理システムを知りたい方はまず<今すぐ導入できる!おすすめの勤怠管理システム3選>から読み進めてください。人事制度コンサルティングや人事評価運用支援サポートを行う弊社が厳選したツールについてご紹介しています。

ぜひ、最後までお読みください。

目次

勤怠管理システムに求められるのは「使いやすさ」「価格」「打刻方法」

一言で「勤怠管理システム」と言っても、その機能や特徴はさまざまです。
ITトレンドが実施した「勤怠管理システム導入についてのアンケート」(2019年)によると、勤怠管理システムの比較検討時にユーザーがもっとも重視するのは「使いやすさ(76%)」、次いで「価格(48%)」「打刻方法(36%)」ということがわかりました。

 

セキュリティ対策や他システムとの連携といった項目よりも、実際の使用感に関わる「使い勝手の良さ」が決め手となっていると考えられます。

また同調査の「勤怠管理システムを検討する際、もっとこの部分を検討すればよかった...と思うポイントはございますか?」という問いに対しては、90%の企業担当者が同意した結果となっています。


出典:ITトレンド

▼実際の声

  • 自社に必ず必要な機能とそうではない機能をよく選別しコストパフォーマンスをもっと検討すればよかったと思う。
  • 初期費用と使いやすさだけを重視してしまったので、導入してからのコスト、工数を検討すべきだと感じました。
  • サポート体制がしっかりしているかをもっと検討すれば良かったです。

(引用:ITトレンド

このことから、勤怠管理システムは、なんとなく目先の使いやすさだけに目を向けるのではなく、自社で導入してからの実際の中長期的な運用を考えて選定する必要があると言えます。

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「使いやすさ」「価格」「打刻方式」の3つのポイントをおさえたおすすめの勤怠管理システム3選

勤怠管理システムに求められる3つのポイントをおさえつつ、数ある勤怠管理システムの中からたった1つを選ぶことは難しいと感じるかもしれません。

そこで3つのポイント+実際に勤怠管理システムを導入してみてもっと検討しておくべきだったポイント、総合的にみておすすめの3つの勤怠管理システムをご紹介します。とりあえず迷っているけれども急いで導入を検討したい、といった場合に参考にしていただけると幸いです。

  1. MINAGINE
  2. ジョブカン
  3. KING OF TIME

1.MINAGINE

出典:MINAGINE

「MINAGINE就業管理」は、人事労務に長けたメンバーが作成した、コンプライアンスに強い勤怠管理システムです。
労働基準法の遵守と業務効率改善を、両方実現してくれるのが特徴です。

打刻管理をはじめ、労働基準監督署が推奨するフォーマットでの出勤簿の出力が可能なため、企業担当者のチェック工数を削減してくれます。

また、業務効率を上げてくれる下記の機能も利用できます。

  • 交通費・宿泊費の精算
  • ストレスチェック機能
  • 組織分析レポート

ストレスチェック機能では、従業員個人の日々の業務時間を細かく管理し、メンタルヘルスの維持ができるようサポート。働きすぎといった場合には、従業員と管理者の双方にアラートが送られ、未然に大事を防ぐことができるようになっています。

組織分析レポートでは休暇の取得率や離職率を算出できるので、従業員が快適に勤められる企業作りのデータを得ることができます。

出勤状況チェック社員の出勤・遅刻状況、有給の有無がリアルタイムで確認できます。
労働時間チェックいつの残業時間が多いのか、どんな内容で残業申請されてるのか確認が可能です。
サービス残業時間チェックタイムカード上の残業時間と、申請されている残業時間の差違の取得や、月別、日別、社員別でソートをかけて分析することができます。
遅刻・早退チェック定時出社した社員、遅刻出社した社員、欠勤の社員などが一覧で表示されます。

これらのチェッカー機能をうまく組み合わせることによってストレス度を把握することができます。

出典:MINAGINE

ただ従業員の就労データを集めるだけでなく、管理側の業務効率化や理解促進まで考え抜かれた面倒見の良いサービスです。

導入時のサポート体制・2時間×4~6回の導入サポートを実施・給与ソフトとの連携設定・労働基準法に則った勤怠ルールの設定をサポート
打刻方式の種類・PC(ブラウザ上から)・PCの電源オンオフでの打刻・Slack連携・携帯電話・スマートフォン・タブレット・ICカード
シフト管理機能・従業員の就業時間に合わせたシフト表を作成・勤怠管理システムに反映可能・Excelで出力可能
アラート機能・従業員本人への残業防止アラート・残業超過時に本人と上長へのアラートも設定可
休暇管理・有給休暇申請・振替休日申請・代休申請
帳票出力・タイムカード・給与明細・労働者名簿・従業員台帳

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2.ジョブカン

出典:ジョブカン

ジョブカンは10年以上の歴史を持つ、クラウド型勤怠管理システムです。これまで約5万社以上の企業が導入してきた実績があります。

ジョブカンでは、自社に合った社会保険労務士や公認会計士、税理士を探せる「ジョブカン認定アドバイザー検索」サービスも用意。地域や得意分野を選択してできるので、よりスムーズに探せるよう配慮されています。

また、日本語以外にも英語・韓国語・タイ語・ベトナム語の切り替えも可能です。外国人従業員の多い企業におすすめです。

導入時のサポート体制・初期設定代行プランを用意・自社で設定する場合も、メール・チャット・電話にて随時相談可能
打刻方式の種類・PC・スマートフォン・タブレット・ICカード・Slack・LINE打刻・モバイルGPS打刻・PitTouch Pro打刻・指静脈打刻
シフト管理機能・シフトの作成・LINEから直近7日間のシフト確認可能・対象従業員へのシフト募集メールの送信
アラート機能・長時間労働(36協定)の際はアラートで自動通知・時間外労働時間の集計機能も搭載
休暇管理・有給休暇申請・残日数確認・夏季休暇や慶弔休暇など、企業独自の休暇を最大30個まで設定して管理可能
帳票出力・従業員の勤務実績をCSV・PDF・Excelで出力可能

3.KING OF TIME

出典:KING OF TIME

KING OF TIMEは、他社より豊富な打刻システムを用意しているなど、さまざまな業界や働き方に対応したシステムを多く用意しているのが特徴です。

特に、打刻方式が他社より豊富に取り揃えられています。テレワーク化を進めている企業にぴったりのPCやスマートフォンからの打刻はもちろん、飲食店などの職場への出勤がある企業にもぴったりの顔認証などの打刻方式を用意。導入時に必要な機材も、同社公式サイト(KING OF TIME)より購入可能です。

また、法改正によるシステム変更や利用者からの要望を反映させた無料アップデートを年3回実施。労働基準法を遵守しつつ、常に最新の使いやすいシステムを利用できます。

導入時のサポート体制・KING OF TIME専門のスタッフが無料で導入サポート・電話・メール・オンラインヘルプシステムで随時相談可能
打刻方式の種類・パスワード打刻・Windowsログオン・ログオフ・GPS打刻・ICカード・指紋・指静脈認証・カメレオンコード認証・顔認証・LINE WORKS連携
シフト管理機能・最大3カ月先までスケジュール登録が可能・人件費の概算管理・拠点ごとの集計結果確認
アラート機能・指定した条件に合わせて長時間労働をした際などにアラート連絡することが可能・残業だけでなく遅刻回数が一定数を越えた時に通知もできる
休暇管理・有給申請、残日数確認・代休管理・「バースデー休暇」など、企業独自の休暇も無制限で設定可能
帳票出力・勤務時間や人件費などのデータをExcel・CSV・PDF出力が可能

▼サービス詳細
KING OF TIME

勤怠管理システム導入時に気を付けるべき4つのポイント

それでは、実際の運用で失敗しないための勤怠管理システム選びは、どのように行えば良いのでしょうか。
ここでは、勤怠管理システムを導入するときにチェックしておきたい大事なポイントを3つ紹介します。

このポイントを理解すると、膨大な勤怠管理システムの中から自社に合ったサービスを選ぶ基準がわかりやすくなります。ポイントを1つずつ見ていきましょう。

1. システム導入のサポート体制を確認する

はじめに、勤怠管理システム導入時のサポート体制の確認が重要です。

各企業の就業規則に基づいたルールと、勤怠管理システムに設定されている運用のルールが一致していないケースが多くあります。そのため、今まで通り管理できる部分と新規にルールを定めてシステムに反映させていく必要がある部分が出てきやすいです。

特に、自社に新しいITツールに知見がある担当者がいない場合は、システム導入時のサポート体制をしっかりと敷いている企業の勤怠管理システムの導入を検討する必要があります。

また、サポートにはITツールの知識だけではなく、労務の知識に長けている会社を検討すると、導入後のトラブルを回避しやすいです。

2. 自社の就業形態に対応しているかを確認する

社内で在宅勤務やオフィス勤務含めなど複数の働き方がある場合、勤怠管理システムが働き方ごとに合わせた管理・対応できるかが確かめる必要があります。

下記のようにさまざまな勤務形態が混在していても、部署毎、あるいは従業員毎に対応できる機能が搭載されているか確認しましょう。

  • 月~金曜日の週5日勤務
  • シフト制(早朝・深夜対応)
  • 時短制

また、自社の従業員に合った打刻方式やシフト管理の機能、労働基準法が法改正された際にはすぐ手軽に設定変更ができるか、などもあらかじめ調べておくことが大切です。

導入後のミスマッチを防ぐためにも、自社内の就業形態が何パターンあるか洗い出しておく必要があります。

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「働き方改革関連法案」の成立により、2019年4月1日より、企業は有給休暇権利者に対し、1年以内に少なくとも5日は有給休暇を取得させなければならなくなりました。そこで、従業員全員の就業に関わる法改正に対応している勤怠システムかどうかもチェックしましょう。法改正の詳しい内容は、「有給休暇が義務化された!法改正によって会社側はどう動くべきか」をご参照ください。

3. 自社に必須の機能をピックアップする

導入する前に「勤怠管理システムに絶対必要な機能は何か」を、徹底的に洗い出しておきましょう。

なぜなら、導入後に都度機能を追加していくのは、導入する企業とサポートを行う勤怠管理システムを運用している企業双方に負担がかかるからです。

例えば、以下のような機能は必ずあると業務効率が上げやすく、従業員もスムーズに使いやすいです。

・時間外労働防止のためのアラート機能
・有給や慶弔などの休暇管理
・給与明細や労働時間などの帳票出力機能

試験的に運用しながら、機能を追加していく方が見落としはないかもしれません。しかし、結果的に勤怠管理システムの構築が完成するまでに時間を要してしまいます。また、完成するまでの期間は不便で、勤怠業務を増やしてしまう原因になりかねません。

そのため、導入時は大変ですが、あらかじめ絶対に必要な機能をピックアップしておく必要があります。手間はかかりますが、まずは勤怠管理をしている部門で必要な機能を洗い出し、現場の責任者に漏れがないか確認をしていくのがおすすめです。

4. 「〇」「×」の記載だけで判断しない

サービス比較サイトから自社にあったシステムを選びにくい原因の一つとして挙げられるのが、各勤怠管理システムに搭載されている機能の比較が「広く浅い」状態になっている点です。

比較サイトでは、主要機能の有無を「〇」もしくは「×」の2択で記載されている場合があります。各勤怠管理システム独自のサービスでない限り、基本的な機能はどれも「〇」で表示されている場合が多いです。

そのため、実際に「〇」と記載されていても、細かい部分が対応できない、あるいは細かな条件が記載されていないというケースもあり得ます。結果的に、搭載されている機能はわかっても、実際の比較する段階までに至りにくいのが現状です。

自社にとっての判断軸が「〇」「×」で記載されている場合には、必ず文言で詳細を確認しましょう。

今すぐ導入できる!おすすめの勤怠管理システム19選

ここからは、前章にて紹介した導入する際に気をつけるべきポイントである、充実したサポート体制や、自社に必要な機能のピックアップのしやすさが魅力のサービスを中心に、それぞれの特徴をお伝えしていきます。

  • 使いやすさ・操作性
  • コスパ
  • 打刻方式
  • 柔軟なカスタマイズ
  • サポート体制
  • セキュリティ

どのポイントを最も重視するのかということに注目して、6つにカテゴリ分けしています。ぜひ、参考にされてください。

操作性・使いやすさで選ぶ!PC操作に慣れていない従業員を多く抱える企業向け

  1. レコル
  2. Money Forward クラウド勤怠
  3. kincone
  4. 勤之助

 

初期設定が簡単で導入がしやすいことや、操作が直感的でわかりやすいことが魅力の勤怠管理システムを4つ紹介します。

1.レコル

出典:レコル

「レコル」は勤怠管理における作業の効率化と管理コスト削減を実現するために、使いやすさ・導入のしやすさを追求した勤怠管理システムです。

特に大きな魅力として、導入のしやすさがあげられます。難しい初期設定は必要ないため、スムーズにシステムを導入することが可能です。

従業員を登録するとすぐに利用可能で、最短で申し込み即日から導入できます。また、シンプルで使いやすい操作性のため、従業員への教育コストがかからないこともスムーズな導入が可能な理由の一つになっています。

無料お試し登録が1分で申込完了できるので、勤怠管理システムを試しに導入してみたい、手軽に試したい企業におすすめです。

導入時のサポート体制・導入前の不安解消のための導入相談会を随時開催・電話・メールでの運用サポート
打刻方式の種類・タブレット・PC・スマートフォンアプリ・ICカード・生体認証(指紋・指静脈)打刻
シフト管理機能・打刻から社員の勤務表が自動作成
アラート機能・残業時間の超過、打刻忘れを本人と管理者に通知
休暇管理・有給休暇の自動付与・有給休暇取得日数、残日数の管理・時間単位の有給休暇管理に対応
帳票出力・特になし

▼サービス詳細

レコル

2.Money Forward クラウド勤怠

出典:Money Forward クラウド勤怠

「Money Forward クラウド勤怠」は、働き方改革関連法などの法改正にも自動アップデートにより対応可能となっていることが特徴の一つである、クラウド型勤怠管理システムです。

操作する人のことを考え抜かれたデザインで、わかりやすく直感的な操作が可能であるところも魅力となっています。

導入時のサポート体制・メール、チャット、電話によるお問い合わせ・マニュアル往訪/WebMTG/設定代行などの導入サポート(有償)
打刻方式の種類・GPS打刻・スマートフォン打刻・PC打刻・ICカード打刻
シフト管理機能・従業員別、月日別にシフトを編集可能
アラート機能・異常な打刻、残業時間超過の通知
休暇管理・有給休暇の自動付与・有給休暇管理簿
帳票出力・出勤簿データのPDF、CSV出力可能

▼サービス詳細

Money Forward クラウド勤怠

3.kincone

出典:kincone

「kincone」は携帯アプリによる打刻が可能であることが特徴の1つです。さらにそのアプリ版では文字が大きくみやすい画面になっている、ユニバーサルデザインが採用されたバージョンが利用可能となっています。

またICカード打刻によって交通費も同時に読み取る機能があるので、交通費精算を自動化できるのも便利です。

導入時のサポート体制・サポートセンターにてお問い合せ受付
打刻方式の種類・ICカード打刻・PC・スマートフォンアプリ・Slack打刻・Chatwork打刻・GPS打刻
シフト管理機能・従業員によって異なる労働条件を設定可能
アラート機能・打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちを通知
休暇管理・有給休暇管理・半休や平日を定休日に設定可能
帳票出力・CSV、Excel出力可能

▼サービス詳細

kincone

4.勤之助

出典:勤之助

「勤之助」は手作業の勤怠管理をなくすことで事務作業やコストの大幅カットを目指した勤怠管理システムです。

「使いやすくて楽しい」をモットーにしており、紙の出勤簿に似た画面やユニークな電子印鑑などが利用可能です。

また、登録した全ての従業員の勤務時間を3年分記録できるところも特徴となっています。

導入時のサポート体制・専任のオペレーターが操作方法のサポート、企業に合わせた運用方法を提案
打刻方式の種類・PC打刻・携帯電話・ICカード打刻
シフト管理機能・シフトの一括作成
アラート機能・打刻忘れ、承認漏れ、残業時間超過を通知
休暇管理・雇用形態に合わせた有給休暇の自動計算・有給休暇の残日数管理・時間単位の計算も可能
帳票出力・CSV、Excel出力可能

▼サービス詳細

勤之助

コストを抑えられるシステムに乗り換えたい!コストパフォーマンスを重視する企業向け

  1. CLOUZA
  2. IEYASU勤怠管理

 

月額利用料が固定でなく、従業員数の変動があっても割高にならないシステムや、完全無料の勤怠管理システムでコストを抑えたい企業におすすめの2種を紹介します。

1.CLOUZA

出典:CLOUZA

「CLOUZA」はサーバー不要でスマホ・タブレット・PCがタイムレコーダーになり、データ集計も行える勤怠管理クラウドサービスです。

こちらの勤怠管理システムは、場所を問わず打刻できる移動型の「アプリタイムレコーダー」とタイムレコーダー感覚で使える設置型の「Webタイムレコーダー」の2種類の打刻方法に分けられます。また、マルチデバイスでPC・タブレット・スマートフォン・TimeP@CK専用端末の4種類から選び、各端末で24時間いつでも打刻可能です。

月額料金はその月に打刻された人数×200(税抜き)で提供されており基本料金がないため、従業員が少人数でも割高になりません。打刻人数のカウントで料金が変動するため、繁忙期に応じて従業員数が変わる企業におすすめです。

導入時のサポート体制・お客様サポートセンター
打刻方式の種類・PC・スマートフォン・タブレット・ICカードTimeP@CK専用端末
シフト管理機能・勤務パターンの設定によるシフト作成機能・翌々月、最大31日間のシフト登録が可能
アラート機能・基準値を超えた時間外労働、休日出勤・アラートの内容を管理者が設定可能
休暇管理・有給の自動付与・有給の残日数の管理・従業員ごとに有給付与テーブルの設定が可能
帳票出力・従業員の勤務データをPDF出力可能

▼サービス詳細

CLOUZA

2.IEYASU勤怠管理

出典:IEYASU勤怠管理

「IEYASU勤怠管理」は、人事実務の専門家集団と共同開発し、人事・労務のノウハウが詰まった無料の勤怠管理システムです。

こちらのシステムの特徴は、シンプルで使いやすい勤怠管理システムをすぐに完全無料で利用できることです。タイムカード/打刻機能・勤怠管理レポートなど全ての機能が初期費用・月額費用共に無料となっています。

また、日々の打刻履歴や月次の勤怠実績をレポート・グラフなどにより可視化できます。

導入時のサポート体制・各種マニュアル・メールサポート(有料プランのみ)
打刻方式の種類・PC・スマートフォンアプリ・ICカード・Slack打刻・LINE打刻
シフト管理機能・勤務時間、所定時間、みなし時間の設定が可能
アラート機能・残業(36協定)アラート
休暇管理・有給休暇の自動付与、時間単位での有給休暇管理は有料プランのみ
帳票出力・CSV入出力機能

▼サービス詳細

IEYASU勤怠管理

打刻方式にこだわりたい!自社に最も適した打刻方法をお探しの企業向け

  1. スマレジ・タイムカード
  2. 勤労の獅子

 

打刻の方式が豊富であることやユニークな打刻方法で不正打刻を防ぎたい場合におすすめの2つの勤怠管理システムをご紹介します。

1.スマレジ

出典:スマレジ

「スマレジ・タイムカード」は、給与計算、休暇管理、シフト管理、日報、プロジェクト管理など、勤怠管理の枠を超えたこれからの勤怠管理サービスです。

労務アラートや有給休暇取得義務化など働き方改革実現を促進できる機能が備わっていることが特徴となっています。

また、日報をペーパーレスで管理、プロジェクトのスケジュール管理など、1つのツールで一元管理できることが最大の特徴です。

導入時のサポート体制・メール、チャットサポート
打刻方式の種類・PC打刻・タブレット・スマートフォン・顔写真撮影打刻(笑顔認証)・パスコード入力・GPS打刻
シフト管理機能・簡単にシフトの作成可能・勤務パターン作成・従業員の希望を集計
アラート機能・労働時間上限の超過を通知・規定を作成するとシステムが自動で通知
休暇管理・有給休暇の自動付与・休暇申請〜承認まで可能
帳票出力・シフト予定をPDF、Excel出力可能

▼サービス詳細

スマレジ

2.勤労の獅子

出典:勤労の獅子

「勤労の獅子」の特徴として、サポート機能が充実していることと、テレワークや働き方改革に対応した機能を備えていることなどがあげられます。

また、Web打刻を利用して弁当の発注をまとめてできる弁当管理機能や、社員食堂専用のIC打刻機を設置することで食事管理ができるのもユニークな機能です。

導入時のサポート体制・専任のコンサルタントが導入を担当
打刻方式の種類・ブラウザ打刻・ICカード打刻・指静脈打刻・スマホ打刻・LINEWORKS打刻・カメレオンコード+カラ・レコ打刻
シフト管理機能・グループ単位で設定するカレンダー形式、人単位で設定するスケジュール方式の二つから選べる
アラート機能・予め設定した残業時間の超過を管理者へメール通知・遅刻、休日出勤の場合にエラー通知
休暇管理・有給休暇の付与数、残日数管理・独自の休暇設定可能
帳票出力・出勤簿や勤務データをExcel、CSV形式で出力可能

▼サービス詳細

勤労の獅子

柔軟なカスタマイズができる!複雑な就業規則にシステムを対応させたい企業向け

  1. AKASHI
  2. タッチオンタイム
  3. バイバイタイムカード
  4. timepro-xg

 

導入した勤怠管理システムが自社に合わなくて乗り換えたい企業におすすめの、就業規則に合わせた様々なカスタマイズができることが強みとなっている勤怠管理システムを4つ紹介します。

1.AKASHI

出典:AKASHI

クラウド型管理システム「AKASHI」は、働き方改革関連法をはじめとした法改正やあらゆる就業ルールに対応し、業務の効率化と経営改善をもたらすことを目的とした勤怠管理管理システムです。

こちらのシステムでは、従業員によって異なる労働条件を細かく設定可能で自由度が高いため、大企業・中小企業・ベンチャー企業・小売業など幅広い業種の雇用形態や社員人数に対し、フレキシブルに対応できることが魅力となっています。

また、わからないことをすぐに聞くことができるチャット機能を備えており、9:00〜18:00の間であれば疑問をすぐに解決することが可能です。

導入時のサポート体制・チャット機能でAKASHIコンタクトセンターのスタッフが対応(平日9:00〜18:00)
打刻方式の種類・専用打刻機・GPS打刻・ICカード・PC・iPad・スマートフォン
シフト管理機能・シフト募集メッセージ送信可能・資格の有無などの条件設定でシフトを組むことが可能
アラート機能・打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちをそれぞれ通知
休暇管理・年休取得状況がわかりやすい年休管理簿・39協定レポート画面
帳票出力・勤務データのCSV出力・出勤簿のPDF化

▼サービス詳細

AKASHI

2.タッチオンタイム

出典:タッチオンタイム

勤怠管理システム「タッチオンタイム」は、どんな就業ルールにも対応できるよう勤怠管理に特化したクラウド勤怠管理システムです。

不正打刻防止機能やアラート機能などを活用し、リアルタイムに管理する勤怠の見える化で従業員の適正な勤務態度評価も可能になることに特徴があります。

導入時のサポート体制・タイムレコーダーの設置、初期設定などの導入サポートが無料・システムアップデート
打刻方式の種類・指紋打刻・静脈打刻・ICカード打刻・ID+PW打刻・PC打刻・タブレット打刻・スマホ・携帯打刻
シフト管理機能・シフトの作成・スケジュールパターンの設定、登録・フレックス勤務、変形労働制度に対応・時給の登録・勤怠の予実管理
アラート機能・勤怠に関する様々な超過アラートの設定が可能
休暇管理・有給休暇の自動付与・独自休暇の作成・休暇申請、取得状況の確認・失効前休暇の通知
帳票出力・シフト表をExcel出力可能

▼サービス詳細

タッチオンタイム

3.バイバイタイムカード

出典:バイバイタイムカード

「バイバイタイムカード」は、出退勤時刻の記録と、それらの集計を自動化するクラウド勤怠管理システムです。

柔軟なカスタマイズに対応していることが特徴で、企業ごとに異なる集計ルールや就業規則などのニーズをコンサルティングチームがヒアリングし、設定まで行ってくれます。

複雑な勤怠管理にも対応可能なため、独自の就業規則などが多い場合などにおすすめです。

導入時のサポート体制・コンサルティングチームが設定まで行う
打刻方式の種類・PC打刻・iPad・スマートフォン・ICカード打刻・GPS打刻・Windowsログオフ・QRコード打刻・写真撮影打刻・手書きサイン機能・指静脈認証
シフト管理機能・基本シフトパターン設定、作成・パターン化できない不規則な勤務が多い場合に時刻を細かく設定しシフト登録可能
アラート機能・特になし
休暇管理・年次有給休暇の自動付与・有給休暇の残日数管理・半日有給、時間有給対応可能・会社独自の休暇設定可能
帳票出力・出勤簿、シフト表のPDF出力可能

▼サービス詳細

バイバイタイムカード

4.timepro-xg

出典:timepro-xg

「timepro-xg」は、事務処理の効率改善と人材の有効活用をサポートしてくれる勤怠管理システムです。

社員マスターや実績データをシームレスに活用できる共通データベースを採用しているため、データの二重管理や二重入力を無くした無駄のない一元管理が実現しています。

また、就業で蓄積したデータを用いた役職別、職種別(営業職・事務職など)、男女別などのデータ検索やクロス集計表の出力が可能なため、より多角的に労務管理データを見える化できます。

導入時のサポート体制・専用サイト、SEによるリモートメンテナンスサービス
打刻方式の種類・PC打刻・IDカード打刻・生体認証方式の打刻
シフト管理機能・なし
アラート機能・なし
休暇管理・申請のない休日出勤抑止機能
帳票出力・契約書、給与辞令の出力可能

▼サービス詳細

timepro-xg

サポート体制の手厚さで選ぶ!初めて勤怠管理システムを導入する企業向け

  1. jinjer
  2. TeamSpirit
  3. 奉行Edge勤怠管理クラウド
  4. リテシア
  5. e-就業
  6. Gozal

 

初めて勤怠管理システムを導入する場合には、トラブルが発生しやすいのでサポート体制が整っている勤怠管理システムを選ぶことをおすすめします。サポート体制の手厚さが魅力の勤怠管理システムを6つご紹介します。

1.jinjer

出典:jinjer

「jinjer」はデータの一元管理と丁寧なサポートがあることが特徴的なクラウド型の勤怠管理システムです。

低コストでありながら、電話・チャット・Webなど企業に合わせた形で導入時の設定サポートを親身に行ってくれます。

初めてのシステム導入で不安な場合やシステム導入の際の担当者が忙しく導入に関する時間をかけることができない場合には、「jinjer」のように手厚いサポートを期待できる勤怠管理システムがおすすめです。

導入時のサポート体制・電話・チャット・Webなど企業に合わせた形で導入時の設定をサポート
打刻方式の種類・PC・スマートフォン・タブレット・ICカード・GPS機能
シフト管理機能・シフトの作成・シフトの募集、収集・予実管理
アラート機能・労働時間、残業時間超過、出退勤漏れ、連日勤務、休日出勤などを通知・アラート対象(従業員・管理者)を設定可能
休暇管理・休暇残日数の管理・年次有給休暇設定・企業独自の特別休暇のカスタマイズが可能・休暇履歴の管理
帳票出力・一元管理が特徴のため、なし

▼サービス詳細

jinjer

2.TeamSpirit

出典:TeamSpirit

「TeamSpirit」は、多様な働き方に合わせて労働時間の短縮と労働生産性の向上を実現することを目指した勤怠管理システムです。

こちらのシステムでは、複雑な勤務体系であっても労働時間をリアルタイムに自動計算するため、月末に集計・給与計算を行う手間を省くことができます。

また、サポート体制も万全で、専用ユーザーポータルの提供・導入前の研修の実施など企業経験豊かなスタッフが企業のニーズに合わせたサービスを提供してくれます。

導入時のサポート体制・TeamSpirit導入マニュアル・お客様専用ポータルサイト「TS Circle」・ユーザー会・担当コンサルタントがつくプレミアムサポートサービス(有償)
打刻方式の種類・PC・スマートフォンアプリ・ICカード
シフト管理機能・シフトの作成・シフトパターンの設定・集計機能・勤務表との連動
アラート機能・従業員の残業時間が一定時間を超えるとマネージャーに通知
休暇管理・労働基準法に合わせた有給休暇の自動付与・有給休暇の残日数管理
帳票出力・シフト表をCSV出力可能

▼サービス詳細

TeamSpirit

3.奉行Edge勤怠管理クラウド

出典:奉行Edge勤怠管理クラウド

「奉行Edge勤怠管理クラウド」の特徴として、あらゆる環境変化へ対応するためのプログラム自動更新によって、手間なく追加コストの負担もなしで安心して利用し続けることが可能です。

制度・法改正に伴った変化に対応したサービスを将来的に約束しているため、長い期間1つのシステムを使い続けたいと考えている場合におすすめです。

またOBCメンバーシップサポート&サービスの会員としてあらゆるサポートサービスを受けることが可能となっています。お問い合せ方法もリモートサポート、WEB、TEL、FAXなど様々です。

導入時のサポート体制・専任のオペレーターが操作方法のサポート、企業に合わせた運用方法を提案
打刻方式の種類・PC打刻・タブレット・スマートフォン・タイムレコーダー打刻指静脈認証
シフト管理機能・シフトの作成・個人別シフト表の取り込み可能・全社、部門単位での予定登録
アラート機能・残業時間超過通知
休暇管理・雇用形態に合わせた有給休暇の自動付与・有給休暇の残日数管理・個人別有給管理簿
帳票出力・PDF、Excel出力可能

▼サービス詳細

奉行Edge勤怠管理クラウド

4.リシテア

出典:リシテア

「リテシア」は企業の持続的な成長支援を行う、リモートワーク導入などの変化に強い就業管理・勤怠管理システムです。

標準機能が豊富で多様な就業規則に対応することが可能で、導入プランの提案や導入後の運用定着化まで手厚くサポートしてくれるため、導入の際の不安を払拭できることが魅力です。

導入時のサポート体制・導入プランの提案を勤怠管理のスペシャリスト集団がサポート
打刻方式の種類・出退勤打刻・モバイル端末打刻(PC、スマートフォン)
シフト管理機能・勤務パターンの登録・勤務予定登録
アラート機能・残業管理の警告
休暇管理・有給休暇付与・有給休暇取得状況管理
帳票出力・なし

▼サービス詳細

リテシア

5.e-就業

出典:e-就業

「e-就業」は長時間労働の抑制、有給取得の促進など、コンプライアンス遵守に対応する機能を豊富にとり揃えた勤怠管理システムです。

導入前・導入後のサポートの手厚さに加え、働き方改革に対応しつつ職場環境の改善・生産性の向上を支援する機能を豊富に備えています。

導入時のサポート体制FIT&GAPの洗い出しと整理、運用提案・正式運用開始のための支援・初期データ登録、環境設定
打刻方式の種類・PCログオン/ログオフ打刻・ICカード打刻・スマートフォン・タイムレコーダー打刻手のひら静脈認証
シフト管理機能・勤務区分を100種類以上設定可能
アラート機能・なし
休暇管理・雇用形態に合わせた有給休暇の自動付与・有給休暇の残日数管理
帳票出力・PDF出力可能

▼サービス詳細

e-就業

6.Gozal

出典:Gozal

「Gozal」は雇用、勤怠、給与、退職など全ての労務管理を一元管理できることを可能にする勤怠管理システムです。

給与計算式の設定やオンライン明細の発行ができることが特徴的です。また、24時間体制のチャットサポート、メールサポート、ヘルプデスクなどでいつでも相談が可能です。

導入時のサポート体制・チャット、メール、FAQ、ヘルプデスク
打刻方式の種類・なし
シフト管理機能・多様な勤怠集計
アラート機能・なし
休暇管理・なし
帳票出力・なし

▼サービス詳細

Gozal

セキュリティ重視!データ管理の不安をなくしたい企業向け

データ管理を高いセキュリティで行うことを最も重視する方におすすめな勤怠管理システムをご紹介します。

1.クロノスクラウド

出典:クロノスクラウド

「クロノスPerformanceクラウド」は、クロノス社が培ってきたノウハウをベースに開発された就業管理パッケージ「クロノスPerformance」を、サーバーレスかつ低コストで利用できるクラウドサービスです。

強固なセキュリティ体制で、データはクラウド上で管理されておりPCの障害や災害時でも守られるため安心して利用できます。

導入時のサポート体制・特になし
打刻方式の種類・タイムレコーダー打刻
シフト管理機能・就業形態を細かく設定可能
アラート機能・なし
休暇管理・有給休暇の残日数管理・時間単位での管理可能
帳票出力・なし

▼サービス詳細

クロノスクラウド

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業種によっても備えておきたい機能は異なります。業界別におすすめの勤怠管理システムの特長を解説した記事もございます。各業界の特徴に合わせた必須機能と選び方のポイントを詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ|ポイントを抑えて自社に合った勤怠管理システムの選定を

テレワークなどをきっかけに、勤怠管理システムを導入することは、自社の業務フローや勤怠管理改善につながります。

しかし、勤怠管理システムごとに複雑な制度に対応できない、自社の業務形態に合った機能が搭載されていないという場合があることも事実です。万が一自社に合っていないシステムを選んでしまうと、最悪の場合、別の勤怠管理システムを導入することも考えなければなりません。

そのような事態を避けるためにも、勤怠管理システムを比較・選定する際は、下記の3つを必ず事前に確認しましょう。

  • システム導入時のサポート体制
  • 自社の就業形態に合っているか
  • 勤怠管理システムに絶対必要な機能をピックアップする

また、複数の会社のルールを把握している社労士の先生に、自社のルールや運用を一度見てもらったり、おすすめのシステムがないか聞いたりしてみるのもおすすめです。

ぜひ、今回紹介した内容を元に、自社に合った勤怠管理システムを比較していただければ幸いです。

記事監修コメント

各社ごとの就業に関するルール、ワークフローは多種多様であり、クラウド型勤怠システムの導入で、就業ルールの管理、労働時間の管理、36協定の管理の全てが自動化するわけではありません。
その中でも、各社にとっての優先事項を定め、システム選定をする必要があります。
その上で、運用回避する部分が残ることはいたしかたのないことです。
また、複雑化したルールを改訂し、シンプルにすることでシステム化するという方法もあり得ます。
社会保険労務士としては、後者の、複雑化したルールを整備し、出来るだけシンプルにしてからシステム化できるかを検討して、選定するということをお勧めします。

社会保険労務士法人ミナジン 代表社員
髙橋 昌一

特定社会保険労務士。1967年東京都世田谷区生まれ。1990年早稲田大学商学部卒業後、約14年間の総合商社での勤務を経て、2004年社会保険労務士試験合格。以来、約15年間にわたり社会保険労務士として、特に労使間トラブルの解決に尽力する。2019年4月より社会保険労務士法人ミナジン代表社員就任。