AIやITの進展により、社労士の主要業務である各種手続き代行や給与計算代行の単価が低下しつつあります。
また、地域によっては新規顧問先の獲得が難しく、さらに税理士など他士業が人事領域に進出してくる現実もあります。
社労士を取り巻く市場環境は大きな転換点を迎えていると言えます。
こうした状況下で、単なる法的・事務的支援に留まらず、顧問先企業の「人」の面に深く入り込んだ支援が求められています。
本セミナーでは、社労士が心理的視点を取り入れて顧問先にアプローチする重要性を提案し、顧問先の社員が辞めずに、やりがいを持って働ける組織づくりに貢献するための具体策(ノウハウ)をご提供します。
本セミナー実施の目的
社労士がAI時代においても顧問先から選ばれ続けるために、心理的視点を取り入れた顧問先支援の重要性を理解し、顧問先企業の離職防止や社員のモチベーション向上に直結する具体的な実践ノウハウを身につけていただくことを目的としています。
セミナー概要
セミナー名 | 顧問先の人を辞めさせない、やりがいが高まる組織をつくる10の実践策 |
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対象 | 社労士 |
日時 | 2025年7月28日(月)17:00~18:30 |
参加費 | 無料 |
受講方法 | 【オンライン】Zoomを使用して開催致します。 お申込み後に詳細なご案内をメールにてお送りさせて頂きます。 |
お問い合わせ | minaginelab@minagine.co.jp |
セミナーカリキュラム
・オリエンテーション・課題提起
AI/ITによる業務環境の変化や競合他業種の台頭といった現状を共有し、参加者が抱える痛みや課題感に共感します。社労士が法的・事務的支援だけでなく新たに心理的アプローチを取る必要性を確認します。
・心理的視点の基礎紹介(短縮版)
「心のマネジメント」や「ICM理論」など、人の心に働きかける基本理論についてポイントを絞って説明します。
・即提案できる10の実践策
顧問先企業で明日から提案・導入できる組織活性化の具体策を10項目紹介します。各策について実例を交えながら、現場で実践しやすいノウハウを分かりやすく解説します。
セミナー登壇者

株式会社エスパシオ 代表取締役/社会保険労務士事務所エスパシオ 代表
特定社会保険労務士
健康経営エキスパートアドバイザー/原田メソッド認定パートナー/自立型人財・組織育成士
下田 直人 氏
2002年、28歳で社労士として独立開業。当時、多くの企業が重視していなかった就業規則に着目し、規則を変えることで会社を変革できるという視点を提唱。2005年に出版した『なぜ、就業規則を変えると会社は儲かるのか?』は、専門書として異例のベストセラーを記録した。以後、「人が幸せに働き、組織として結果を出す」メソッドを探究し、心理学・コーチング・東洋哲学を学びつつ、原田隆史氏考案の原田メソッドと出会う。
現在は、労働法×組織開発を基盤に「働きがい」と「安心感」を両立させる高パフォーマンス職場づくりを支援している。また、一般社団法人自立した人と組織を育成する協会において、全国の社労士向けに“心のマネジメント”視点の関与先指導手法を伝授している。