「ジョブカン勤怠管理」の機能やメリットを解説、どういう企業に向いている?評判や口コミはどう?
ジョブカン勤怠管理は、日々の勤怠管理のミスを減らしつつ効率化するクラウド型勤怠管理システムです。これまで、タイムカードによる打刻ミスや不正打刻の対応、勤怠の集計や給与との連携にかかる膨大な作業量に悩まされていた企業は、勤怠管理システムを導入することで問題を解消できるでしょう。
勤怠システム導入のメリットは大きく3つあり、「勤怠管理のミスが減ること」、「勤怠管理と給与管理の作業効率が上がること」、「従業員の負担が減ること」などが挙げられます。
“システム”と聞くと、「扱いが難しいのでは?」「覚えるのが大変そう…」と尻込みしてしまう担当者もいるかもしれませんが、ジョブカン勤怠管理はシンプルな操作性が特徴なので慣れるまでに時間はかからないでしょう。
本記事では、ジョブカン勤怠管理の機能やメリット、向いている企業、口コミまで詳しくご紹介します。
(※この記事は2020年8月17日の公式サイトなどの情報を元に作成しています。)
ミナジン勤怠管理システムは、「労務管理をちゃんとする」ことをサービスビジョンに掲げ、開発を行っております。「コンプライアンス体制を確立したい」「IPOを目指している」「2度とシステム導入/運用に失敗したくない」そんな企業様を支援します。
目次
そもそもジョブカン勤怠管理とは?
ジョブカン勤怠管理とは、株式会社Donutsが提供しているクラウド型勤怠管理システムです。変形労働時間制やフレックスタイム制、裁量労働制など、さまざまな勤務形態に対応しているほか、機能を単独で利用できるため、自社に合った形でシステムを導入できます。
また、30日の無料トライアル期間が設けられており、自社に適したシステムかどうか判断しやすいことも特徴です。
シフト管理機能が優れており、アルバイトを主軸に事業を行う飲食店や小売業などに多く利用されています。アルバイトやパートのシフト管理がしやすいのも特徴のひとつです。
ジョブカン勤怠管理の機能を紹介
ジョブカン勤怠管理には、次のような機能が搭載されています。
- 出勤管理(打刻、出勤簿、リアルタイム管理、エラー打刻一覧、予実管理、打刻まるめ設定、打刻忘れ防止機能、各種アラートメール機能、打刻自動判定、残業設定、給与計算システムとの連携、データダウンロード)
- シフト管理
- 休暇、申請管理
- 勤務状況を自動集計
- 超過労働の自動アラート
- プロジェクト・タスクの工数管理(勤務時間との照合が可能)
- 医療機関に特化した勤怠管理機能
※打刻まるめ設定…打刻時刻を分単位ではなく、5分単位・15分単位・30分単位など端数を切り上げ・切り捨てできる設定
人件費をリアルタイムで把握できたり、打刻忘れを防止できたりと、多彩な機能が搭載されています。打刻方法は、ICカード打刻や指静脈打刻、モバイルGPS打刻、LINE打刻などの豊富な選択肢があります。
また、データは複数拠点で管理されているため、万一災害などでトラブルが起きてもデータが消失しません。さらに、個人情報保護規格の「JIS Q 15001」を取得しているため、情報漏えいの観点から見ても信頼性が高いと言えます。
ジョブカン勤怠管理を導入するメリット3つ
ジョブカン勤怠管理を導入するメリットを詳しくみていきましょう。
勤怠管理のミスが減る
ジョブカン勤怠管理では、ICカード打刻や指静脈打刻、モバイルGPS打刻、LINE打刻、Slack打刻、PC/タブレット打刻など、さまざまな打刻方法を選べます。
タイムカードを機器に通すタイプやExcelでの勤怠管理は、読み取りミスや記入漏れが起こりやすいのが課題です。また、本人以外が打刻したり(代理打刻)、本人が修正できたりするため、不正や改ざんが起こりやすいという問題もあります。
ジョブカン勤怠管理の打刻システムは、ICカード打刻や指静脈打刻などで社員ごとに紐付けられるので、勤怠管理のミスや不正が減るでしょう。正確な勤怠管理が可能になることで、給与支払い額が多すぎたり少なすぎたりする問題を解消できます。
勤怠管理と給与管理の作業効率が上がる
ジョブカン勤怠管理は、「マネーフォワードクラウド給与」や「クラウド給与計算ソフトfreee」といった給与管理システムやソフトとの連携が可能です。勤怠管理システムに登録された出退勤時間を給与管理システムに打ち込む必要がないため、勤怠管理と給与管理の効率が上がります。勤怠管理の作業効率が上がることで、管理側の労力を削減できるでしょう。
従業員の負担が減る
ジョブカン勤怠管理は、スマホやタブレット、ノートPCなどから簡単に打刻できるため、従業員の負担が減ります。不正打刻を疑われる心配もないため、安心して打刻できます。また、外回りのときに、タイムカードを切るためにわざわざ会社に戻る必要がなくなれば直行直帰が可能になり、従業員のワークライフバランスが整いやすくなるでしょう。
ジョブカン勤怠管理の導入に向いている企業
ジョブカン勤怠管理は次のような企業に向いています。
従業員数が多い企業
ジョブカン勤怠管理は、プランにもよりますが1ユーザーあたりの料金が比較的利用しやすい設定となっているため、従業員数が多い企業に向いているでしょう。従業員数が増えるほどに勤怠管理のミスや労力が増えます。そのため、高機能でありながら費用を抑えられるジョブカン勤怠管理が適していると言えるでしょう。
無料ツールにはない機能を求めている
勤怠管理は無料ツールでも行えますが、必要最小限の機能しか搭載されていません。無料ツールにはないGPS機能や指静脈認証、リアルタイム管理などの機能を求めている場合は、ジョブカン勤怠管理がおすすめです。
ただし、自社に必要な機能を使用しなければメリットを得られません。ジョブカン勤怠管理は、自分で機能を選んだりカスタマイズしたりする必要があります。自社に合った機能を提案してもらい最適な形で使用したい場合は、稼働開始までコンサルタントのサポート(最大3ヶ月間)を受けられる「MINGINE(ミナジン)」がおすすめです。
「MINAGINE勤怠管理」は、コンサルタントが自社の状況に合った機能や設定を提案し、勤怠管理の効率化を実現します。また、「MINAGINE勤怠管理」は主要な給与計算ソフトとの連携や、給与計算のアウトソーシングの利用も可能であるため、勤怠管理だけでなく給与計算の効率化も可能です。給与計算ソフトとの連携の相談もできます。
機能について一部紹介すると、労基署推奨フォーマットあり、シンプルなフローでわかりやすい運用が可能、有給残日数の確認が簡単、ワンクリックでExcelやPDFで出勤簿を出力、走行メーターの入力など、さまざまな機能を搭載しています。
「MINAGINE勤怠管理」の機能や導入事例は、無料でお渡ししている資料で詳しくご紹介しています。
導入時の注意点
ジョブカン勤怠管理を導入するときは、次の注意点を押さえましょう。
運用ルールを定める
運用ルールを定めずにジョブカン勤怠管理を導入すると、結果的に打刻ミスが起きて管理側の労力が増大します。誰がどのように運用するのか、トラブルが起きたときはどう対処するのかなど、運用ルールを定めておきましょう。
社内研修で使い方を浸透させる
ジョブカン勤怠管理は、操作性はシンプルですが高機能なだけに使い方が難しい箇所もあるため、社内研修で使い方をマスターさせる必要があります。最初は、打刻ミスや管理ミスなどが起こる可能性もあるでしょう。使い方がしっかり浸透するまでは、Excelも活用しながら運用した方がよいかもしれません。
もし、使い方を自分たちだけで使い方をマスターして浸透させていく自信がない場合は、サポート体制がしっかり整っている勤怠管理システムを選びましょう。相談ができるので、安心して利用できます。ジョブカン勤怠管理以外も含めた「22種の勤怠管理システム」をこちらの記事でまとめて紹介しています。どのシステムにどんなサポート体制があるのかなどを比較してみてください。時間がない方にも、一気に比較検討できるようにまとめていますので、ぜひご覧になってください。
まずはトライアルを利用する
ジョブカン勤怠管理がどれだけ優れていても、自社に合っていなければ導入しない方がよいでしょう。まずは、30日の無料トライアルで自社に合っているかどうか確認しましょう。トライアル期間中は、ジョブカン勤怠管理の全ての機能を無償で使用できます。
ジョブカン勤怠管理は、欲しい機能だけを組み合わせて利用することもできるので、トライアル時には自社に必要な機能と不要な機能を見極めておくことが大切です。
ジョブカン勤怠管理の評判・口コミ・体験談
ジョブカン勤怠管理を実際に使用している企業の担当者からの評判や口コミ、体験談などを確認することで、自社に合っているかどうか大体の見当がつきます。
導入も簡単でトラブルも少ない
小さい会社なので、事務ですが人事も併せて管理しています。ジョブカンを利用する以前は、自己申告制で時間管理をしていたのですが、人数が少なくてもそんなやり方では当然限界が来てしまい、ジョブカンを導入しました。
ジョブカンを始めてから6年ほどですが、トラブルは数えるほどしかありません。ありがちな、サーバーが止まってしまってタイムカードが押せなかった、なども無くはありませんが少ないと思います。パソコンを使う業務なので、ログインさえできればタイムカードを押せない人は居ません。
導入が物凄く簡単なのはポイントの一つだと思います。利用人数が少なく、パソコン・スマホの操作が可能なら、ジョブカンは使えます。オススメです。
(東京都/事務/導入1年以上)
あんなに大変だった勤怠管理が楽になりました
2019年4月からの働き方改革関連法案の順次施行され、年5日間の年次有給休暇取得義務、残業時間の上限規制が始まり、勤務先でも、その対応の必要性があり、クラウドで動くジョブカン勤怠管理を導入しました。今までは、タイムカードで打刻管理。直行・直帰の場合は、締めに合わせて、手書きで出勤・退勤時間を手書き、上長印をもらう流れでした。
残業は、総務の人がエクセル管理。タイムカードを月末集めて、出勤・退勤時刻をエクセルに手入力して計算。そのため、その月の残業時間は、タイムカードを締めてみないと分からない状態。このような状況で、残業時間の上限規制をされても、月末になって集計してみて超過してましたでは大変です。
毎日集計できれば、自身で、今月はどの程度残業しているのか、また総務部門でも把握できれば、事前に注意勧告ができるメリットが生まれます。
あと、有給休暇取得については、ほぼ自己管理でした。期末寸前になって、有給消化ができてない等々のことが起きても大変ですので、事前にどの程度取得できているかを把握する必要性がありました。お陰様で、ジョブカン勤怠管理を入れて、時点の残業時間の累計、有給消化率が一元管理できるようになり、大変便利になりました。
また、ジョブカン勤怠管理は、スマホを使った勤怠打刻も可能なため、直行・直帰の際、出先でも任意に打刻できるところが従業員に喜ばれてます。
(東京都/企画部/導入1年以上)
打刻機能が優秀です
現在ジョブカン勤怠管理を導入し始めた会社に勤める人事です。勤怠管理に向けて毎回システム登録をして、その作業に時間を取られてしまう。そのため時間削減を目指して今回導入をしました。勤怠管理のシステムは様々な種類がありますが、どれも複雑で難しい課題があります。ジョブカンは打刻さえすれば、非常に簡単なUIです。またWebで管理が全てできるため、オンライン管理に最適です。
また様々なオンラインプラットフォームに対応している点は非常にプラスです。Webブラウザ、ICカード、Slack経由で活用できます。打刻機能が非常に優れる点はオススメです。そして極めつけは価格です。法人としてコスト削減を目指さなければならないこのご時世で非常に助かってます。
(神奈川県/人事/導入開始~半年未満)
おわりに:自社に合ったクラウド型勤怠管理システムを選ぼう
クラウド型勤怠管理システムの導入に成功すれば、勤怠管理の効率が上がるとともに、勤怠管理ミスや不正が起こりにくくなります。業態や業種によって必要な機能が異なるため、自社に最適なクラウド型勤怠管理システムを選びましょう。1,000人以上の企業は「ジョブカン勤怠管理」、30~300名の企業には「MINAGINE勤怠管理」がおすすめです。
ミナジン勤怠管理システムは、「労務管理をちゃんとする」ことをサービスビジョンに掲げ、開発を行っております。「コンプライアンス体制を確立したい」「IPOを目指している」「2度とシステム導入/運用に失敗したくない」そんな企業様を支援します。