昨今、顧客からの理不尽な要求を指す「カスタマー・ハラスメント」、通称「カスハラ」が注目されています。
カスハラによって従業員の業務が阻害され、生産性減少につながるほか、意欲減退や休職・離職に至るケースも多く、その面でも企業に損失をもたらします。従業員を守り、健全な組織運営をしていく観点からもカスハラ対策の強化は急務です。

近年、誰の目にも明らかに悪質な要求は断る企業が増えています。しかしながら、例えば企業に大きな利益をもたらす顧客からの要求は、営業担当によっては正当な要求として処理してしまうこともあるため、社内で筋の通った対応を決めることが難しく、それがカスハラ対策を妨げている一因になっています。
「会社にとって『過大』とはどの程度か」「何をカスハラとみなすべきか」…社内の合意形成は、多くの会社が抱える課題です。

今回は、人事労務のエキスパートである社労士をゲストにお呼びし、特に悩ましいカスハラ事案を具体的に示しつつ、対応のポイントを解説いただきます。
本セミナーを通じて、カスハラの実態から具体的な対策、対応までの一連の流れを学んでいただけます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

セミナー概要

セミナー名【社労士解説】悩ましい事案から学ぶ!カスタマー・ハラスメント対応力強化セミナー
対象人事担当者様
日時2025年5月26日(月)14:00~15:00
参加費無料
受講方法【オンライン】Zoomを使用して開催致します。
お申込み後に詳細なご案内をメールにてお送りさせて頂きます。
お問い合わせsales@minagine.co.jp

セミナー登壇者

経営労務事務所 たぬき屋 代表
社会保険労務士
岡 達己

早稲田大学卒業後、町工場の経営管理や建設業の技術開発を経て、株式会社スタジオジブリに入社(現職)。総務・労務・採用・福利厚生・制度設計・労基署対応等を担当。2022年以降はスタジオジブリの正社員として働きながら、社労士事務所を開業。理想的な人件費率の提案等、経営課題としての人事労務コンサルティングを強みにしているほか、一般的な総務部が担当しうる業務全般を受任している。