よくある質問

構築については当社コンサルタントが中心に行いますので、意思決定をして頂く方1名(経営者、もしくは人事部門責任者)で十分ですが、運用開始後の推進役として、これから人事を任せていくような方(幹部候補、若手の人事部門メンバー)をプロジェクトメンバーに入れることをオススメしています。

目安として制度設計のみの場合は約3か月です。
ポイントは、構築に時間をかけすぎず、早期に仮運用を走らせることです。現場との対話を繰り返しながら制度の目的、実際の運用実務の理解を深める方がうまくいきます。

人事制度がうまくいかない原因として、制度の中身を挙げられるケースが多いですが、多くの場合、真剣に運用していない、現場に徹底しきれていないことが大きな要因です。まずは、設計したものを徹底的に運用する、その上で現場の声を吸い上げなら不備を改善する、そしてまた運用、、、とPDCAサイクルを徹底して回し続けることが重要で、そのためには、人事制度を定着させるという経営陣のコミットメント、評価者・被評価者への実行促し・意識付けを繰り返し繰り返し行う人事担当のコミットメントが必要です。

評価制度はあくまでも「評価基準の明文化」です。あるべき姿に近づくために、評価基準を明示することで社員様の進むべき方向性を示し、成長を促していくことが目的です。まずは、「我が社のとって求める人物とは」を定義し、現在の社員様をどのように成長促進していくのかの方針を策定することをオススメします。

運用開始後の評価者向け研修、評価決定会議の運営支援など、人事制度の運用を定着させるサービスもご提案させて頂いておりますのでご安心ください。

日本全国の企業様をご支援しておりますので、どのエリアの方でも気軽にご相談ください。

正直なところ、「制度の導入=業績向上」とは必ずしも言い切れませんが、業績向上に寄与することは間違いありません。当社のご支援先でも業績・組織拡大を実現されている企業はたくさんあります。制度導入でうまくいく企業様の共通点は、「制度導入の目的が明確である」「運用を徹底して行う」ことが挙げられます。

人事評価とは「組織として求めること(役割、成果、能力など)を実現しているかどうかを確認し、本人にフィードバックすること」です。その意味で、どのような規模の会社にも必要不可欠です。中小企業の場合は制度化に拘る必要はありませんが、「判断基準の明文化・共有化」「面談など運用のルール化」はするべきです。